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映画鑑賞の記録。


by niko-rinrin

Dr.パルナサスの鏡

Dr.パルナサスの鏡 ★★★

公開された時に、見に行こうかな~と思っていたのですけれどね。結局、DVDでの鑑賞になりました。 ヒース・レジャー、ジョニー・デップ、コリン・ファレル、ジュード・ロウと売れっ子俳優さんがずらっと出演です。

撮影途中でヒース・レジャーが亡くなって、その穴を3人が埋める、という撮影スタイルなのですが・・・結局、それが話に深みを持たせた、という解釈をありにさせたような気もしなくないです。悪魔ですらその正体がつかめない男。鏡の中で顔がころころ変わる男。口先三寸の詐欺師だから、顔すらないのか・・・なぁんて。多分、この話はDr.パルナサスと悪魔、の永遠に続く物語なのかと。さながら、人間の営みがそうであるように。悪魔の暇つぶしに付き合うのなら、ゆるいのだけれど、それが確実なくされ縁かなぁ。

見ている時はなんだかよく分からないけれど、見終わった後にいろいろ反芻したくなる物語でした。悪魔役のトム・ウェイツがひょうひょうとして面白かったですね。シンガーソングライターで、なおかつ俳優もするとか。芸達者ですわ。

(2010年 124分)
# by niko-rinrin | 2011-11-19 22:17 | 映画 ★3
食べて、祈って、恋をして ★★★

ちょっと変わったタイトルだなーと思っていましたが、原題も「Eat Pray Love」なんですね。去年、ジュリア・ロバーツがこの映画のプロモーションで来日したのを覚えています。せっかく来日していただいたのにもかかわらず・・・まぁ、面白そうだけど、DVDになってからでいいかなぁ・・・と思ってましたが(^_^;

自分探しの旅に出る話ですわ。ジュリア・ロバーツ演じる主人公は、申し訳ないけれど、ちょっと微妙な女性かと。行き当たりばったりで生きているような印象で。そして、イタリアで食べて、インドで瞑想にふけって、バリ島で恋をするというなんだか「いかにも」な感じの展開。ちょっとおとぎ話な感じもしなくもないですわ。

バリ島で、とある女性のためにカンパを募って家を建てるシーンがあるのですわ。それを見ながら、ちょっといろいろ考えてしまいましたね。人のために何かをするって、実際どーいうことなんだろーなーと。結局、支援されても、それをどう受け止めるのか、どう生かすのかだよねー。支援する方は自己満足におぼれないことだよねー。

共感とかするには、もうちょい、何か足りない感じ。なんだか惜しい作品でしたわ。

(2010年)
# by niko-rinrin | 2011-06-28 22:54 | 映画 ★3

ヤギと男と男と壁と

ヤギと男と男と壁と ★★

出演している俳優さんは、超有名どころ。ジョージ・クルーニー、ユアン・マクレガー、ケヴィン・スペイシー。でも、時として、こーいう役者さんたち・・・おバカ映画に出ちゃったりするんですよね(^_^;

やたら「ジェダイ」という言葉が出てくるのはご愛嬌ですよね。作品の中で、妙にスピリチュアルな言葉で地球に祈りを捧げるシーンがあるのですが・・・あの言葉ありなんじゃないかと思いますもの。本当、当たり前に受けている自然の恩恵、偉大ですよ~多分、3/11前なら、なんじゃこりゃ的作品で終わったかも。でも、今なら、これもいいかなと(~_~)

結局、よくわからない話なのです。オチもよく分かりません。アメリカ軍の中に「新地球軍」と名乗るヒッピーな非公式な部隊がいて、超能力開発をしていた・・・のは事実なのかなぁ。あ~いう軍隊、本当にあったら大丈夫か?と思ったりしますけれどね。まぁ、数の中には、そーいうのもありなのかなぁ。

(2010年 94分)
# by niko-rinrin | 2011-06-05 20:30 | 映画 ★2

食堂かたつむり

食堂かたつむり ★★★★

原作も人気があるようですが、σ(^^)はDVDで見たのが初めてでした。あらすじを読むと 「かもめ食堂」みたいな話を想像していたのですけれどね。ちょっと違うなぁ~と。演出は「嫌われ松子の一生」を思い出すような(^_^;

主人公役の柴崎コウは、「恋人に逃げられたショックで声が出なくなった」という設定なので、ほとんど台詞がありません。森ガールのような雰囲気で、小洒落た食堂を始めるのですが・・・同じ敷地内には母親が経営する場末のスナック「スナック・アムール」が。実際、どちらのお店にも客が来ること自体、不思議なような気がしますよ(^^;

余貴美子と田中哲司が出ているだけで、σ(^^)の脳裏には「龍馬伝」のシーンがよぎりましたわ。白い馬に乗って現れる胡散臭い将軍さまと手練手管の長崎商人ですよ。どーして田中哲司はあんなに嫌われ役が似合うんだろうと返って可笑しくなりますよ(笑)

最近よくある、料理も気になる作りの映画でしたね。ジュテームスープは飲んでみたいですわ。後半、ぶたのエルメスの話があって、それが賛否両論の評判のようですけれどね。σ(^^)はあれはあれでいいかなと思いましたよ。

(2010年 119分)
# by niko-rinrin | 2011-05-19 21:34 | 映画 ★4
ソーシャル・ネットワーク ★★★
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Facebookという名前を聞くようになったのは、去年の春くらいからですかね。また新たなSNSの波が来たね~くらいに受け止めていましたよ。映画のポスターは去年の秋くらいから見ていて、インパクトのあるポスターになんじゃこりゃと思っていましたわ。結構面白いらしい~という評判を聞いて「見に行こうかな」と考えていた矢先、エジプトの騒ぎですよ。あれもFacebookがきっかけと聞いて・・・そーいう時代になったのねと感心した次第です(~_~)

話の内容としては、Facebookの成り立ちが中心。創業者のマーク・ザッカーバーグの人となりが知ることになりますが・・・頭はいいけれど、パソコンおたく的な感じ。友達も3人しかいないようなことを口走っていますし。彼女にも振られるのが分かるような気がします(^^;

Facebookの成り立ちに絡んで、マーク・ザッカーバーグに対する訴訟が起きるのですけれど・・・成功したからそういうことになったんだよね、お金が絡まなければ、単なる喧嘩で済んだかもしれない、ちょっと悪口言われるくらいの話で済んだかもしれないよね、という内容なのですわ。お金って怖いなって思いますわ。ハーバード大学の学長がこれについて「バッサリ」と斬っているシーンが痛快でしたよ(^w^;

演技がどうのこうのという前に、えらい早口な会話が続くので「SNSを運営するってどーいうことなんだろう」的な思考が出来ないとついていけないかもしれません。そういうことに興味がないと、つまらないかもしれない作品でした。結局、最後のあれがオチなんでしょうね。億万長者になっても、やっぱりそーなるのかな(^_^;
# by niko-rinrin | 2011-02-05 20:49 | 映画 ★3